坊っちゃん列車
坊っちゃん列車のこと知っとる?
歴史をたくさん乗せて松山を元気に走る坊っちゃん列車の魅力、いっぱい紹介するけん!
坊っちゃん列車の歴史
初期の坊っちゃん列車は、伊予鉄道が開業して間もない明治21年から67年間にわたって活躍した蒸気機関車がモデルになっています。
正岡子規や夏目漱石も乗ったという初代坊っちゃん列車は、たくさんの人を乗せて昭和半ばまで地域の経済・産業・文化の向上に貢献しました。
坊っちゃん列車復活!
黒い煙をもくもくとあげて走る蒸気機関車は、電車の進出に伴い姿を消しました。その後、走行場所や技術面で多くの問題があり見送られてきた坊っちゃん列車の復元。
しかし、復活を願う地元の人たちの熱い声を受けて、また、地域活性化の大きな起爆剤として数々の問題をクリアし、2001年10月、ついに坊っちゃん列車が21世紀の城下町に蘇ったのです!
「坊っちゃん列車」の由来
明治の文豪、夏目漱石の小説「坊っちゃん」で登場人物が利用したことから、「坊っちゃん列車」として人々に親しまれるようになりました。
明治28年に松山中学校(現在の松山東高等学校)の英語教師として赴任した夏目漱石が、当時の様子を脚色して小説化したのが「坊っちゃん」です。
Q.坊っちゃん列車の煙が白いのはなぜ?
坊っちゃん列車の煙突から出とる白い煙はみんなに害がない原料を使った特別な蒸気なんよ!
黒い煙の蒸気機関車は石炭で動くけど、坊っちゃん列車は低硫黄軽油っていう燃料で動くディーゼルエンジンやけん地球にもやさしくて安心安全やね!